アップル・iPhoneを毎月15万個分解する『daisy』を他社に提供?

アップルの売上高について前回はお話しました。

アップルの売上高は、アップル社の第一四半期である10月〜12月の間で、予想を上回る結果を残したというのです。

アップルのメインの商品はiPhoneです。

iPhoneがアップルをここまで大きな企業にしたと言えます。

iPhoneが登場する前にも、もちろんアップルを有名にした製品がいくつもあるのですが、iPodなどの前駆体から大きく飛躍した高性能スマート電話を開発し、今や世界一の企業となっているアップルでは、iPhoneの売上高は実は全体の6割程度にしかなっていないそうなんですね。

恐るべし。

なぜなら多くの人がアップルがiPhoneでほとんどの売上を稼ぎ、大きく成長し、そしてiPhoneがなくなったらアップルは終わるだろうと。

確かにそういう見方もあるのですが、実はアップルは売上高全体に対してのiPhoneの売上の割合を減らす努力をずっとしていて、この比率は徐々に少なくなっています。

同じくアップルが開発販売するアップルウォッチの売上高はロレックスが年間売り上げるより大きいんですね。

1本辺りの価格はロレックスよりも遥かにやすいので、本数にすると20倍くらいにはなるんじゃないでしょうか。

そして、アップルが最近力を入れているのが、AirPodsなどのウェアラブルデバイス。

これらのiPhoneと連動したり、iPhoneと連携して使うようなマシンはこれからどんどん増えていくことでしょう。

実際アップルはこれからのiPhoneを完全ワイヤレス化しようとしています。

そうすることで、iPhoneと共に使用するデバイスの売上が増えるからです。

技術革新や、見た目の美しいフューチャリスティックなものを作る目的などもありますが、完全ワイヤレス化して、充電器なども新たないワイヤレスで作ろうとしています。

そしてそんな動きに反発する者もいるんですね。

欧州委からはCO2削減のために、新たな充電器などの販売などに反対する声が高まっています。

とは言え、アップルはCO2削減に無関心だったり、まして反対しているわけでは微塵もないんですね。

アップルにはiPhoneを分解して、中に使用されている部品を分別するリサイクルマシン『daisy』が存在しているのですが、アップルはこのdaisyの技術などを他社に提供することを検討しているようです。

daisyの能力は1時間に200個のiPhoneを分解できるらしいのですが、フルに稼働すると、1日でおよそ5000個、1ヶ月でおよそ15万個のiPhoneを人の手をほとんど借りなくて分解出来るんですね。

15万個のiPhoneを一月で処理できるわけですから、この機械が10台あれば一月に1500万個のiPhoneを分解し、中の素材や部品などを分類できるわけです。

すごい。。

人件費などを考えると、確実にもとが取れてしまうであろうマシンです。

日本の技術があればこれよりも効率よく分解できそうですが、アップルはこの技術を他社にも提供することを検討している段階だとのこと。

例えば自動車メーカーなんかもそう。

部品などや分解方法がまるで違うので、どの程度互換性があるのかや、改善しても使えるレベルになるのかという疑問もあるので、なんとも言えませんが、それでも時間を掛けて開発すれば、自動車メーカーも大幅に人件費を削ることが出来るでしょう。

では実際にはどのように分解しているのでしょうか?

分解の手順は4つのステップからなるそうです。

まずはマイナス80度の冷気でバッテリーを凍らせます。

これは分解段階での爆発することを防ぐためです。

スマホの電池がいきなり爆発したという例は世界中でありましたが、爆発事故を防ぐためにこれを最初の段階で行います。

次にそれらを床版に叩きつけてバッテリーを回収します。

僕にもできそうな工程だw

そして残った部品をハンマーのようなもので何度も叩いてネジを緩ませます。

なるほど。

ネジが緩んで、パーツを分解しやすくなるとドリルなどがモーターやカメラなどを外していくという感じだそうです。

簡単に言えば、バッテリーを凍らせて、落としてバッテリー飲みを回収したら、叩いて小さなパーツを回収するということ。

ここでもAIが使用されているんでしょうね、おそらく。

バッテリーやパーツの種類や場所を把握するの機械ですからね。

同時に何個も行うのでしょうが、平均すると1時間に200個のiPhoneを分解できるそうだ。

daisyすごいね。

これからはこういった人間がこれまでやっていた単純作業は一気にAI化していくんでしょうね。

なので、人件費が削減出来るようになるでしょう。

最初は。

AIがはびこるようになると、人間がやっていたであろう仕事をするAIは課税対象になるでしょうから、良し悪しと言えるかも知れません。

とは言え、危険な場所での作業はAIに任せれるなら任せるべきだし、こういった動きがどんどん加速してくるでしょう。

アップルは対企業でdaisyの技術を販売などすれば、iPhoneの売上の割合をもっと減らせるのではないでしょうかね。

というわけで、なかなか面白いアップルの内情でした。